情熱と芸術の国 スペイン 3 最終回

みなさん 新年あけましておめでとうございます
昨年は弊社の業務内容に共感いただき多くのご相談やご依頼事を受け賜わり
誠にありがとうございました。

久々に開催できた夏のイベントにも定員を上回るご参加希望のご連絡をいただきました。(定員を超えてしまいご参加できなかった方々申し訳ございませんでした)

おかげさまで弊社も今年の4月で設立40周年を迎えることとなりました。

良きご縁をいただき みなさまのベストな暮らしづくりのパートナーに選んでいただけた事に改めて感謝申し上げます。

そして今年は12月25日に昭和100年を迎える年
何かと区切りの良い1年としたいですね。
みなさまの暮らしの良き区切りを応援できる企業として
本年も従業員一同 さらなる努力をしてまいりますので
どうぞ宜しくお願い致します。

さて 最終回となるスペインの旅は ついにバルセロナの街へ
ガウディ尽くしの3日間を過ごします。

まず訪れたのはバルセロナの街が一望できるグエル公園
もとはガウディと支援者のグエル伯爵の考案した夢の分譲地として計画・築造されました。しかし二人の進みすぎた価値観と理想が理解されずに 実際に住んだのはガウディとグエルの2軒だけだったようです。
その後 公園として市に寄付されたのです。
水野の見どころは 広大な広場を支える86本の円柱

みごとなモザイクタイルの装飾美 排水機能も考慮されており 地下には貯水槽もあるようで美と機能性の融合には驚きました。

2日目の見学の前に1978年にバルセロナに渡航して ガウディ建築の実測と図面化を行い続けている『田中裕也』さんの講義から始まります。
はたから見ると奇怪な描写が多く込められている建築を一つ一つ実測することにより すべてにおいて意味があるガウディコードを常に探求し続けている方です。 ガウディ建築を見に行く前に田中さんの本を一読しておくと建築の見方が大きく変わってきますよ。

カサ・パトリョに秘められたドラゴンとの関係 カサ・ミラの屋根裏でみられるカテナリーアーチ

そして2日目の最後に
サクラダ・ファミリア


2026年にイエス・キリストの塔が完成すると 教会部分の工事が完成 それでもサクラダファミリアの完成にはならず 周辺街区の街並み造成をもって やっと完成となるようで 壮大な計画はまだ続くようです。

3日目には田中さんが 一番好きなガウディ建築は? との質問で頂いた回答の『コロニア・グエル教会』を同行にて見学。


地下の礼拝堂のみの未完の教会ですが 
カテナリーアーチを取り入れた構造やステンドガラスを利用した自然と調和した光の入り方や特徴的なデザインの礼拝用の椅子も設計して 厳粛的なたたずまいですが 様々な魅力にあふれており 一番ガウディらしい建築物で好きだそうです。

来年はガウディ没後100年を迎える年です。
しっぽりとお休み頂戴してガウディ建築に浸る旅を計画するのも良いのではないでしょうか。

情熱と芸術の国 スペイン 2

みなさん こんにちは!今年の夏も猛烈な暑さでした。「過去最高」のワードを連日耳にする厳しさでしたが ようやくお彼岸が過ぎて エアコンを付けずとも夜は過ごせる位に落ち着き暑さもひと段落つきましたかね?

熱中症などで体調を崩された方も多かったのではないでしょうか。今年はもう一つ熱い夏 パリオリンピック が開催 水野は男子サッカーに注目!過去最強では?
と言われるほどの強さで 練習試合ではアルゼンチンにも圧勝 本番の予選リーグでも3戦全勝無失点で勝ち上がり 本当に金メダル行けるのでは!? と思った矢先でのスペイン戦 0対3の敗戦 世界最強の壁はまだ高かったですね…。

そんなスペイン地方都市に行っても サッカー専用スタジアムが必ずあるほど 国民的スポーツ。 スペイン旅行で訪れたウエスカにもクラブチームがあり 当時は 橋本拳人選手が背番号10を背負い過去には岡崎慎司選手も活躍しております。

ウエスカの街並みも異国情緒にあふれており 早起きして一人で朝散歩をしてみる事に週末の朝はゆっくりと過ごす様で 現地の人とほとんど会う事無く ピレリー山脈の麓  でもあり清々しい空気に包まれ気持ちよく街並みを拝見。そして裏路地散歩にも挑戦! 13世紀に建造が開始された ウエスカ大聖堂が中心にあり 精巧な彫刻にしばし見とれてしまいます。

ウエスカでの目的はスペインの住宅事情に触れること。実際に建築中の建物を視察 石と煉瓦とブロックとコンクリートによって形造られている建物は彫刻とは違い あまり精巧とは言えない造り。地震の心配が無い風土での違いを感じますね。
実際にリフォームして暮らしている現地の方の住宅も拝見 重厚感のある床材や家具とは別に 最新の家電を備えたサニタリー設備 外窓については二重ガラスに日よけのルーバー付。夏場の日射対策がどこもなされております。
意外なのがシャワールーム 2つあり個別仕様となっている事には驚きました。

 

現地の人とも触れ合う機会ができ 言葉が通じない間で活躍したのがグーグル翻訳機能。スマートフォンを通じすっかり意気投合。会話が通じる事がこんなにも楽しいなんてもう少しスペイン語勉強してから来るべきでした。

スペインの日差しは長く 20時になっても薄明るいです。長い1日を締めくくる夕食で この旅初めてのお米料理海鮮のアロス(リゾット)がとても美味しかった!

次の街はバルセロナガウディ建築が楽しみです!

情熱と芸術の国 スペイン 1

みなさん こんにちは! この度 水野はスペインに旅たたせていただきました!
さかのぼる事 昨年暮れ 会社のHP制作会社からスペイン研修旅行計画をお声かけ頂きました。
概要をお伺いすると単なる観光だけでなく 全国の工務店を中心にお声かけし歴史的な建造物のみならず スペインでの住宅事情や住宅展示会の見学 実際の建築現場や一般の方がお住いの住宅見学等もスケジュールに組み入れての日程となっているとの事。
それとスペインを代表する建築家アントニ・ガウディの建築物を中心に見学/研修スケジュールが含まれていました。
8日間の長旅 会社を留守にする事が不安でしたが 一瞬で振り切り参加する事を決意。

出発までの半年間 片言のスペイン語を話せるようにとYouTubeを観るも 結局 『Hola(オラ)こんにちは』しかマスターできずに出発の日を迎える事に…

スペインまでは成田空港を出発し ドバイ空港を経由しマドリッド空港まで約22時間。
趣味が映画鑑賞と言える位の長さですね。到着すると観光する事も食事をとる間もなく会議室へ誘導され JETRO(日本貿易振興機構)事務局の方よりスペイン経済状況についての説明をいただきました。

政府事務所

国土は日本の約1.3倍に対して人口は約40% 4,800万人 住宅は約70%が共同住宅 年間の戸建て住宅建設棟数も10万件程度と 日本と比べると1/8。都市部での住宅不足と共に地方での過疎化が進み 384万世帯が空家となっており 日本と同じ問題を抱えて
いるようです。
主な農産物は大麦、小麦、ぶどう、オリーブ 暫くパンと生ハム、ワインの生活になるとはまだこの時は気付いておりませんでした。芸術の国スペインと言われるように 町中の建造物も芸術的なものが多く 質素な物から色彩豊かな物まで違和感なく立ち並んでおり彫刻だらけ。世界的な美術館も多く 普段は足早に通り過ぎてしまうのですが『ピカソのゲルニカ』の前では 独創性と迫力のあるサイズ感 コーディネーターの説明によるこの絵の製作過程での欧州の歴史的な紛争背景の説明にしばらく聞き入ってしまいました。

ピカソ ゲルニカ

さらにこの日は住宅の展示会場『CASA DÉCOR2024』も視察。 実際の邸宅を小分けに区切り スペイン中の設計士やデザイナーがブースを彩らせており奇抜な作品から自然志向の作品までとても良い刺激を受けました。(そのまま企画を持ち帰る事は出来なさそうでしたが)

展示会場ブース

マドリードの街はどこを歩いても芸術性のある建築物ばかり
街並みも整備されており道路も一方通行が多く 交差点には大きな広場があるなど 都市計画が進んでいる印象が強く残りました。
夜も歩道で食事をする事が主流の様で 街並み探索をもっとしたかったのですが
夕方には高速鉄道に乗り次の街 ウエスカへ移動となるのでした…。

暑さをしのぎながら 熱い応援を! 

みなさん こんにちは!
4月になりプロスポーツも順次開幕。楽しみな時間が増えてきました。恒例の野球チームの応援ユニフォームも手元に届き準備万端。試合スケジュールと休みの日程を照らし合わして 観戦スケジュール組立て チケット購入の手配 今年はちょっと足をのばして 地方開催試合やアウェーでの試合観戦も楽しんでみたいです。

一方 熱い戦いを繰り広げているのが 私たちも応援しているバスケットの『越谷アルファーズ』そして 3×3.EXE『ALPHAS.EXE』。
1月に越谷市内の体育館で世界大会の予選が行われるとの事で『3×3』の試合を初めて観戦いたしました。コートサイドで間近での観戦でもあり 5人制以上のスピーディーな展開とぶつかり合う力強さに 会場の熱気も最高潮で勝利をおさめてくれました。
『3×3』はパリオリンピックでも選ばれている競技で アルファーズからは前回出場の落合選手を含め 日本代表候補に選ばれている選手も出場しており 世界最高峰のプレーとチームワークを直接見ることができ興奮。世界大会連覇中のチームとあってさすがの強さでした。

昨年11月23日から約2ヵ月半にわたって開幕されてきた「3×3 Super Circuit 2024」
1月8日に地元越谷市で行われた予選ラウンドを制して 王座を決めるFinalラウンドは2月4日に千葉市 TIPSTAR DOME CHIBAで行われ優勝しました。

ストリートバスケとして市内近郊で バスケットボールフェスタも順次開催されており直近では「越谷レイクタウン」や「ふれあいキューブ春日部」でも開催されました。
3月に行われた『FIBA 3×3アジアカップ2024大会』にも男子代表チームにALPHAS.EXE から落合知也選手と保岡龍斗選手が選ばれ 補欠には小澤崚選手が入るなど チームとしても個人としても好調なチーム状態。
関東近県にて世界大会に通じる試合が観戦できます。

また、5月より「3×3.EXE PREMIER JAPAN 2024シーズン」が開催されます。
今後 5人制とともに越谷を大いに盛り上げるスポーツとして根付いていき 世界大会が開催されるイベントとして成長してくれる事を期待しております。
ぜひ 皆で生で観戦して一緒にアルファーズを応援しましょう。

 

永く安心・安全で快適にエコで暮らせる住まいの完成!

みなさん こんにちは!
今年の冬は暖かく過ごしやすい陽気の日が多いです。

過ごしやすいのは良いのですが 日本特有の四季の移ろいの美しさが無くなってしまうのも寂しい気分です。
昨年も夏の暑さが続きました。12月中旬に関東では 観測史上最も遅い夏日を観測するなど 秋を通り過ぎ冬の季節を迎えてもなお春の陽気が続き 冬の風物詩『さっぽろ雪まつり』の中止やスキー場もオープンできず。

そして 2月中旬には春一番が吹くという異常気象が続いております。
地球の温暖化が進んでいるのと エルニーニョ現象が続いていることで今年は昨年の
気温より高くなる事が予測されております。

気候の変動を緩和させる行動をとる事と 気候変動への適応が求められてきております。

私たちも意識して身の回りのできることを考え取り組み 風情ある情景に戻せるよう地球の未来も考えていかないとなりません。

住宅の仕事をやっていて特に嬉しい瞬間は お引き渡しの時
お客様が喜んでいただけるその瞬間です。

今回も 自信を持ってオススメできるお家ができました。
何より嬉しいのは もう一度言いますが お客様に満足いただいていることです。
その一つの形として 完成したお家をご覧いただける「完成見学会」の機会を作っていただける事になりました。

昨年の4月に10年前に東都ハイムのモデルハウスを購入いただいたI様より 家族構成の変化に伴い 今よりも少し広い住まいを探しているご相談を受けました。
同じ時期に40年のお付き合いのあるK様より土地の売却相談を受けていたので そちらをご案内の上 希望の間取りを描いていただき 敷地に合うようプランニングと資金計画をご提案させていただき 新しい住まいづくりを再度 東都ハイムに任せていただきました。

性能の上では 太陽光発電、蓄電池設備を導入し 高性能サッシや高性能断熱材を使用する事で『ZEH住宅』(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様として。
構造体は 木造在来工法で構造計算を行い 大きな地震でも倒壊や崩壊の恐れのない耐震性で設計する『耐震等級3』を取得。
骨となる木材に防蟻・防腐剤を注入することで新築時の強度を劣化させない
『ハウスガードシステム』。
永く安心・安全で快適にエコで暮らせる住まいを完成させました。

3/9(土)10日(日)越谷市弥十郎にて完成見学会を開催いたしますので
当日お目にかかれると幸いです。
既に東都ハイムでお家を建てていただいたお客様も
「水野は次、どんな住まいを建てたのかな?」
なんて 遊びに来てもらえればと思います。

七福神のお話し

 
みなさん 明けましておめでとうございます!
2024年 新年を迎えて今年はどの様な一年にしたいですか?
水野はまずは健康第一
体調を崩すと良いパフォーマンスを発揮することは難しいですからね
風邪を引かぬよう基本的な事
手洗いうがい! 睡眠をしっかりとる事!
その為の時間作りを大切にし 一年を過ごしたいと思います。
 
新年を迎えてみなさん『初夢』は見られましたか?
昔の人は縁起の良い夢を見る為に枕の下に宝船の絵を敷き
夢が一富士二鷹三茄子なら大吉、凶夢なら絵を川に流していたそうです。
そんな宝船に乗るのは
『七福神』恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋の七人
彼らの誕生は室町時代と言われております。

諸説ありますが 元々七福神は別々の寺社で信仰されていたそうで
一堂に集まった理由の一説には
最澄が開いた天台宗の仏典『任王経』の教えが
京都の人々の間で広まった事にあり
経に記されているのは『七難即滅、七福即生』という言葉。
 
七難とは『太陽の異変・星の異変・火災・水害・風害・干害・盗難』を指し
これらすべてを消して
代りに福を与えてくれる存在として七福神が祀られるようになったそうです。
 
江戸時代に入ると七福神信仰は一気に全国に広まります。
そのきっかけは昨年の大河の主役、徳川家康だそうで
指南役の天海が天台宗の僧だったこともあり
七福神を教えられた家康は喜んで七福神を信仰したため諸国の大名もそれに倣い
各地で定着したそうです。
 
こうして日本の正月に欠かせない存在となった七福神ですが日本出身の神様は
恵比須様一人だけしかいないそうです。
恵比須様は『古事記』や『日本書紀』にでてくる日本列島を造ったとされる
イザナギとイザナミの子供。
遠方から福を運んできてくれる海の神様・豊漁の神様として信仰され農民や商人にも広がり商人には商売の神 農民には田の神・山の神として豊作の神様になりました。
 
多国籍軍団の七福神
毘沙門天様と弁財天様はインドの神
福禄寿様・寿老人様・布袋様は中国の神
大黒天様はインドの創造と破壊を司るシヴァ神がルーツとされております。
 
全国各地にある七福神巡りのルーツはこの様な経緯のもと各地に広がった様ですね。
近いところでは越谷市相模町の大聖寺 通称・大相模不動尊で名物虹だんごを食べながら巡るも良いし 都内では日本橋七福神めぐりも有名で
人形町の駅周辺の七つの神社をめぐり歩き 老舗のお店で食事をするのも心身ともにリフレッシュできる良い機会ではないでしょうか(銭洗いの井もありますから財運を高めるのも良いですね)
 
今年はみなさんとお会いできる事
イベントなども復帰させながら楽しい時間をより多く創り出していきたいと考えておりますので
今後とも東都ハイムをどうぞ宜しくお願い致します。
 

緑の柱って何?

水野です。
いきなりですが問題です。

 

この写真は何の写真でしょうか?

 

 

シ・・・シロアリ!
また何か悪いことを企んでいるんじゃ?

 

そう思った方、不正解です。

 

そんなことあるわけないじゃないですか。
家づくりに対しては、真面目です。

シロアリは、家を蝕む厄介な虫です。
そこで、シロアリを防ぐために東都ハイムでは「緑の柱」という構造材を使っています。半永久的に持つともいわれるこの構造材。

写真はその薬剤製造工場に見学に行った時の写真です。

 

 

工場では様々な実験のもと、
安定した材料をつくる様子やその理論を教えていただきました。実は、そのほかにも原木のある山を見学したり勉強になった一日。

これから、その知識や知恵をこのホームページでも発信していこうと思いますのでお楽しみにしてください。

 

 

・・・まずは、その柱を見てみたい! という方にはおススメの見学会があります。

詳しくはクリック! →4月27(土)28(日)の完成見学会 緑の柱が使われています