情熱と芸術の国 スペイン 1

みなさん こんにちは! この度 水野はスペインに旅たたせていただきました!
さかのぼる事 昨年暮れ 会社のHP制作会社からスペイン研修旅行計画をお声かけ頂きました。
概要をお伺いすると単なる観光だけでなく 全国の工務店を中心にお声かけし歴史的な建造物のみならず スペインでの住宅事情や住宅展示会の見学 実際の建築現場や一般の方がお住いの住宅見学等もスケジュールに組み入れての日程となっているとの事。
それとスペインを代表する建築家アントニ・ガウディの建築物を中心に見学/研修スケジュールが含まれていました。
8日間の長旅 会社を留守にする事が不安でしたが 一瞬で振り切り参加する事を決意。

出発までの半年間 片言のスペイン語を話せるようにとYouTubeを観るも 結局 『Hola(オラ)こんにちは』しかマスターできずに出発の日を迎える事に…

スペインまでは成田空港を出発し ドバイ空港を経由しマドリッド空港まで約22時間。
趣味が映画鑑賞と言える位の長さですね。到着すると観光する事も食事をとる間もなく会議室へ誘導され JETRO(日本貿易振興機構)事務局の方よりスペイン経済状況についての説明をいただきました。

政府事務所

国土は日本の約1.3倍に対して人口は約40% 4,800万人 住宅は約70%が共同住宅 年間の戸建て住宅建設棟数も10万件程度と 日本と比べると1/8。都市部での住宅不足と共に地方での過疎化が進み 384万世帯が空家となっており 日本と同じ問題を抱えて
いるようです。
主な農産物は大麦、小麦、ぶどう、オリーブ 暫くパンと生ハム、ワインの生活になるとはまだこの時は気付いておりませんでした。芸術の国スペインと言われるように 町中の建造物も芸術的なものが多く 質素な物から色彩豊かな物まで違和感なく立ち並んでおり彫刻だらけ。世界的な美術館も多く 普段は足早に通り過ぎてしまうのですが『ピカソのゲルニカ』の前では 独創性と迫力のあるサイズ感 コーディネーターの説明によるこの絵の製作過程での欧州の歴史的な紛争背景の説明にしばらく聞き入ってしまいました。

ピカソ ゲルニカ

さらにこの日は住宅の展示会場『CASA DÉCOR2024』も視察。 実際の邸宅を小分けに区切り スペイン中の設計士やデザイナーがブースを彩らせており奇抜な作品から自然志向の作品までとても良い刺激を受けました。(そのまま企画を持ち帰る事は出来なさそうでしたが)

展示会場ブース

マドリードの街はどこを歩いても芸術性のある建築物ばかり
街並みも整備されており道路も一方通行が多く 交差点には大きな広場があるなど 都市計画が進んでいる印象が強く残りました。
夜も歩道で食事をする事が主流の様で 街並み探索をもっとしたかったのですが
夕方には高速鉄道に乗り次の街 ウエスカへ移動となるのでした…。

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