暦の上では 『立秋』 をむかえ、高い山の上から徐々に秋の気が立ち始めるころですが、
まだまだ暑さ厳しい日が続きそうですね。
今回は順調に工事が進んでおります南越谷の現場を御紹介いたします。
今回の現場は以前にも紹介いたしましたように、高気密・高断熱仕様にておこなっております。
内部の断熱性能だけでなく、外気の影響も考慮しての作業になっております。
外部の仕上げ材と躯体及び断熱層の間に空気層をもうけ、出入り口をしっかりとってあげる
ことにより、空気の流動性をもたせ外部の熱および湿気を逃がしてあげます。
基礎の上に取り付ける水切の下から床下の通気を確保し、上部より外部仕上げ材と躯体の間の
通気を確保いたします。
外部に通気層をとるための胴縁(写真のたてにながれている板材)を取り付ける事により、外壁材と
躯体の間に隙間をあけて通気層を確保いたします。 壁の中を通る空気はバルコニーや屋根の内部に
入りますので、
バルコニーの下端や軒の出部分に空気の出入り口を確保してあげます。一番太陽のめぐみをあびてい
る屋根の部分も、もちろん通気層を確保いたします。
屋根の垂木(骨組み)の間に断熱材の受け材を取付け、下地の合板との間に通気層を確保し、
流れゆく空気を屋根のてっぺんに取り付けてある棟換気より逃がしてあげます。
このようにして外周部に一連の空気の流動性をもたせることにより、外気温の影響をおさえ、
湿気をためずに逃がしてあげることにより木材の乾燥を保ち、耐久性を高めてあげることにも
つながっていきます。
各現場工事も中盤に差し掛かってきました、まだまだ暑いさなかですが協力業者の職人とも
ども、気を抜かずに安全第一にて作業を進めさせていただきますので、完成をたのしみに
おまちくださいね
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確かに立秋なのに暑さは夏真っ盛り!
ですね(笑)