中古住宅 木材の腐朽及び蟻害調査

先日 南越谷の解体予定現場にて
木材の腐朽診断及びシロアリの被害実態調査[emoji:v-28]を行いました。
調査の対象となるのが、築35年の木造2階建て住宅[emoji:v-258]
大阪のコシイプレザービング社の川田調査員の指示のもと
当社専属大工[emoji:v-31]の早川さんに壁の内部や床下、造作浴槽内部など
の部分解体を行っていただき、通常では確認することのできない
壁の内部や床下・天井裏などを調査していきます。
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外部からの侵入経路を特定するために外壁を剥がす様子
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浴室の入り口と洗面室の床下の状況を調査
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侵入したシロアリが土台及び構造耐力上肝心な筋違いを
食害している様子 接合部がほとんど残っていません
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シロアリの蟻道が柱を伝い天井裏の梁にまで到達し食害の
被害を及ぼしています。
午後からは関東学院大学の中島教授にもお越しいただき被害状況の
実態確認や見聞をしていただきました。
土台部分には防蟻用の薬剤が注入されている材料が使用されていましたが
土台は食べずに通過して柱を食害している部分等もあり正直驚かされる
調査結果となりました。
実際の住宅の被害状況を確認し
より一層シロアリや腐れから木材を守り、強度を保ち続けること
被害対策の重要性がはっきりと確認させられた
調査結果となりました。
今後もコシイプレザービング社と共に実態調査を行い
皆様のあふれる笑顔[emoji:v-411]を絶やさない、
ほんとうに安心できる住まい[emoji:v-258]のご提案[emoji:v-219]に
活かしていきたいと思います。