越谷市K様邸

IMG_1579<インタビュー登場人物>
Kさま:写真右端、この家のお施主さま。
息子さん:写真左から二番目、Kさまの息子さん。
お嫁さん:写真左端、息子さんの奥様。
お義母さま:写真右から2番目。Kさまの息子さんの奥様のお母さま

<登場人物の関係性>
社長が東都住宅時代に、お義母さまの家を担当。
東都ハイム設立後、お義母さまのご紹介でKさま邸を東都ハイムが施工。
Kさまは、東都ハイムの最初のお客さまです。
インタビューを行った家には、Kさまと、Kさまの息子さんご夫妻が二世帯で同居。
お義母さまは、社長が東都住宅時代に担当した家に現在もお住まい。

インタビュアー:水野松三(社長)=、水野猛史(専務)=

 

IMG_1547:ここは建ってから、もう20年になりますか。

お嫁さん:大体22年か、その位ですね。娘がまだ3歳の時に引っ越していますからね。今はもう25歳になりましたので…

:あの写真を撮ったのが丁度引っ越しをした直後ですから、もうそんな大きくなったんですね。
誰がこの写真を見ても素晴らしいって言ってくれますよ。

Kさま:あらそう、良かったわ (笑)。
でも本当によく撮れていて…皆いい顔をしてるわね。

:お母さんはおいくつでしたっけ?

Kさま:82歳です。

:こりゃ若い…お義母さまは?

お義母さま:85歳。

:はぁ~若いなぁ。

お嫁さん:二人とも若いでしょう、元気だから。

:まさか働いていたりしてないよね?

お義母さまKさま:働いていませんよ~(笑)

Kさま:あ、社長の所で使ってくれないかしら、まだ仕事できるから(笑)

(一同笑い)

:この家を建ててから今まで、どこかいじった事は無いの?

息子さん:家自体は何も…

:何も!?

Kさま:屋根と壁の塗装だけだよね。

息子さん:あとは工務の渡辺さんがやってくれた防水関連や蛇口ですね。

:まぁその辺はどうしてもね。

息子さん:でもその他は本当になにもいじってない。

:浴室やキッチンも?

息子さん:ええ。

お嫁さん:このキッチンは22年間、毎日使っているのに全く問題ないんです。すごいのよこれ。

:当時こちらで家を建てたキッカケはなんだったんですか?

お義母さま:ウチが東都住宅で家を建てて、ほら社長が凄くいい方じゃない?
だから次建てる時もお願いしようよって話になったの(笑)

お嫁さん:それで社長を紹介してもらったのがキッカケです。
家族が三人いて、以前の家が手狭になってきたのね。
それで社長に、中古の家も含めて探して頂いたんですけど、思うような場所がなかったんです。そしたら建て直しちゃおうみたいな話になったんですね。

:元々ここにお住まいになっていて…

お嫁さん:そうですね。

Kさま:前の家がまだ築14年だったから、壊すのが勿体なかったの。
思い出の物とかもあったから、息子達と別居するつもりだったんだけど、悩んだ結果思い切って二世帯にしてよかったですね。お互い助け合えると色々楽ですから。

:今は、外の階段で2階と3階が繋がっていますよね、玄関が二つありますし。

IMG_1575息子さん:そうです、ですから名目上はアパート扱いになっています(笑)電気メーターも二つですね。
水周りとかも基本的には別にしています。
ただ家の中に階段を付けるかどうかは最後まで悩みましたね。
今になって思うと階段はあった方が断然よかったと思っています。
でもプライベートな部分は分けられて、お互いの気配を感じられるから安心ですね。

:ただ、互いのリビングを階段でつなげて、コミュニケーションをとるというか、そういう形は当時珍しかったんじゃないですか?

:そうそう。当時は完全に入口から分離させるのが主流だったからね。
一旦外に出ないと互いを行き来できなかったんです。

Kさま:そうそう、だから内階段に取り付けるドアで丁度規格に合うドアが無かったから、職人さんに作ってもらったんだよね。

息子さん:その時にドアに小窓つけた方が良いですかって聞かれて、そっちの方が電気点いているか分かるから良いなと思ってつけました。

Kさま:夕方ごろに電気がつくと「あ、帰って来たな」って分かるから…って心配する事じゃないですけど、気になる時はありますでしょ?そういう時いいと思うわ。

:当時家づくりをした時にこだわったポイントとかありましたか?

Kさま:一番のこだわりは、やっぱり窓がボウウィンドウである事ですかね。

息子さん:そうだね。

Kさま:これを基に設計して頂いたでしょ。

:今はこのボウウィンドウ使えないもんね、高すぎるんだよ。

Kさま:だんだん何でも昔の物がなくなっちゃうのね…

:不景気が続いた今じゃ、メーカーはどこもローコストで済ませたいからだよ。

息子さん:今だと、このボウウィンドウで二重窓で、内側を木立てにして、外は黒で…って珍しいんですね。
換気は普通の窓に比べて劣りますが、日当たりがすごくいいので、冬の日中は暖房いらないですよ。

:びっくりしたのは、すでに20年経っているのに、キッチンのタイルの色が全くくすんでない事だね。普通黒くなるでしょ。

Kさま:いつも拭いていれば黒くはならないわよ。でも「お料理しないんですか?」ってよく言われる(笑)毎日しているのにね。

:年月がたっているのに全く見劣りしませんね。

:当時、システムキッチンは相当高かったですからね。

:それは…?

お嫁さん:食器乾燥機です。
ここに洗ったお茶碗を置いておくには便利なんですよ。
キッチン全体は、基本的に建てた時のままなんですが、さすがに今年ガス台を変えましたね。

:そこは仕方ないね。でも、あとはそのままなの?

お義母さま:そうですね。

:まあ…だってこれだけで数百万したからなぁ。

お義母さま:システムキッチン自体が凄く高かったし、タイルの分もプラスしたわけだから、決して安くはなかったわ。

:それに、今はこれだけのものを作る職人さんがいなくなっちゃったから…。
お嫁さん:そうね…他のこだわった部分は、和室の壁紙だよね。和紙風の良い味が出てる。

:そういうのは奥さんがこだわっていたね。

息子さん:ちなみに間取りは僕が考えました。

:間取りを決めるのは大変だったじゃないですか?家族みんなの意見を聞かなきゃいけないので…

息子さん:子供は別に「この部屋は私の!」って選ぶだけなので(笑)、どちらかと言うと水回りの配置をいろいろ考えましたね。

IMG_1550:そういえば、この家は全部お母さんが間取りを考えたんだよね。

Kさま:そうそう。昔の家なのに、歳を取った今でも使いやすいの。
一番気に入っているのが、ガスストーブが使える事ね。社長は反対したけど(笑)

:壁にガス管の為に穴開けて、危ないからいやだったの。

Kさま:「でもいいの!」って押し切っちゃった。石油ストーブみたいに継ぎ足したり、寒い中いちいち外に出て補給したりする必要がないからとても便利ね。

:確かに、手間はかかりませんよね。寒い朝でも火がすぐに点きますから。

Kさま:トイレもね、これも社長の反対をふりきって全部黒タイルにしたのよ(笑)

:黒タイルだと姿が見えて恥ずかしいし、値段が倍するのよ。

Kさま:お金出すのは私だからいいじゃない。

(一同笑い)

IMG_1556:お義母さまの家は築35年でしたか。

お義母さま:35年にしては綺麗かな。お友達が来たときに、ヒビの一つも入ってないから、築30年以上経っているとは思えないって言って下さるわよ。

:あの辺りは、近所も6割くらい既に建て替えられているでしょう?

お義母さま:そうそう、あとお陰様で東日本大震災のとき何ともなかったのよ。

:階段とか大丈夫?

お義母さま:大丈夫ですよ。

:上りや下り、両方問題ない?

お義母さま:あ、階段じゃないんだけど、お風呂にあるタイルの目地のパッキンがはがれて来ちゃったのね。だから渡辺さんに電話しようかと思ったんだけど…

:その辺りは、昔の物はその都度防水のメンテナンスをしないとダメだったんですよ。
ですが今は既にユニットになっていますからね。その必要がなくなりました。

お義母さま:そうなんだよね。あれはどうすればいいの?ちょっと破けて来ちゃったわよ。

:浴槽を丸ごと取り換えればいいんですよ。(笑)

お義母さま:何言ってんのよ!(笑)

(一同笑い)

:お義母さんもお風呂だけは滑らない様に是非気をつけて…怪我した話をよく聞くからさ。

お義母さま:お風呂は当時手摺りを付けていただいたからね。他にもトイレと玄関にもつけてもらったから大丈夫よ。
湯船の中に入る時や立つときにはシッカリ掴んでいるよ。

Kさま:そのうち私の家にもつけて貰おうかしら(笑)。
ウチも湯船は昔のだから深いのよ。

お義母さま:ウチの階段の手摺りは息子がつけてくれたんですよ。
私そそっかしくて一度前の家の階段で転んだ事があったから気を付けなきゃ(笑)

Kさま:私は階段で転んだ事ないわ。

:足腰がシッカリしているって事だよ。

Kさま:そうなのかな(笑)

息子さん:私たち二人より丈夫ですからね。

(一同笑い)

IMG_1569Kさま:あっ、そうそう。この間、「瓦がずれていますよ。放っておくと地震が来たとき危ないですよ。」って私の家に来た人に言われてさ。

:大体みんなそう言うんだよ。

Kさま:だから渡辺さんに来て見てもらおうと思ったんだけど、まだ電話してなかった。

:実はその渡辺さん体の調子がよくなくて、引退って形になったんだ。でも会社の初期の段階から25年間勤められたから、本当によくやってくれたと思ってる。

息子さん:本当に辞めちゃったんですか…

Kさま:あらまぁ…

:まぁ本人の健康が大事だからね。

Kさま:渡辺さん、ここの雨漏りを直す時によく長いはしごでやって下さったんだけど…

:渡辺部長は年齢を感じさせない程一番身が軽かったですね。

Kさま:本当に「何でも屋さん」だったからね。

:そうそうウチの便利屋さんだったの。

Kさま:じゃ今度は専務さんが便利屋さんになってね。

(一同笑い)

:もしこれから家を建てる人へのアドバイスがあるとするなら何がありますか?

お義母さま:リビングのドアの大きさね。冷蔵庫が入らなかったもの(笑)扉は大きい方がいいですね。

息子さん:寝室とかならいいんですけど、リビングや玄関等は大きなものでも入るように大きな扉にした方が良いと思います。

お義母さま:何も考えずに買い替えた冷蔵庫やマッサージチェアが入らなかったのよ。なんとかドアや金具を外して入れたけどね…でも今は規格とかで、そんなに極端に幅が広い冷蔵庫とかつくれないんじゃないんですかね?

:そうだね。そういう規格はあるよ。

お義母さま:コンセントの場所等いろいろあるけど、とにかく細かい所まで考える事が大事なんじゃないかなぁ…

:結構考えてやるんですが…住んでみないと分からない所がどうしてもありますよね。

お義母さま:そうですよね。なかなか難しいですよね。

息子さん:あと、配電盤がどう繋がっているのか把握できた方が良いですね。
思いもしない所でブレーカーが落ちたりしますから。

:今はどの系統かはわかりやすく書かれているものが大半です。

息子さん:あとは…鉄骨で組んでいる階段が雨水が溜まるせいで錆びちゃうので、外付けの階段をつける時は少し考えた方がいいですね。

お義母さま:手摺りとか塗装が剥げてきて、そのたびに塗っているんですが…特に一階の玄関の部分がもうボロボロになっていますからね。

Kさま:直すっていうより付け直したほうがいいの?

お義母さま:今すぐどうにかしなければならないってわけじゃないんですよ。
どこまで長生きするか分からないですからね(笑)。
そりゃ、長生きすること自体は良いですけど、息子や孫に迷惑をかけてまで長生きしたくないですよね。

Kさま:でも、100歳近くでも元気な人は沢山いるじゃないですか。

お義母さま:万単位でいるそうですね。

:まぁ元気で長生きする事が一番だね。介護施設にいる人に話を聞いてみると、みんな家で暮らしたい、出来るならここには居たくないっておっしゃいますもの。

お義母さま:そうね、私一人暮らしだけど家族とこうやって暮らす方がとっても気楽ね。

:ちなみに元気の秘訣というのは…

お義母さま:言わない言わない(笑)そんなの無いもの。

:真面目に楽しく、人様の為に生きれば長生きできる、という事?

Kさま:そうかもね。

:お話を聞けてよかったです。
ありがとうございました。これからも元気でいてください。